高校2年の時、図書委員になった。
図書委員には2人可愛い女の子がいる。
穂先先輩と藤宮さん。
1人は穂先さん。先輩なんだが、いわゆる「ヤンキー」。
ブレザーの胸元ははだけ、
極端にスカートを短くしていた。
学校もよくサボっていたので、
援助交際でもして稼いでいるんじゃないかって
皆が陰口を叩いていた。
そんな不真面目な穂先先輩が図書委員をやっているのは、
足りない出席日数を稼ぐ為と、
図書委員の活動が月1回、多くて2回の
昼と放課後の図書室での受付だけ
という楽な仕事だからなのだが。
もう1人の藤宮さん。
ショートカットがよく似合う清楚系女の子で、
同学年の生徒にも丁寧な言葉遣いをするいわゆる「優等生」だ。
図書室の受付は必ず2名となっていて、
部活やバイトと被らないよう、
月一の委員会で皆で相談してスケジュールを組み、
学年男女関係なくペアを組んだ。
男子は藤宮さんと受付を組みたがっていた。
穂先先輩は男子から嫌がられていた。
顔は可愛いのだが、やる気も愛想もまったく無く、
不機嫌そうな顔でずっと携帯をさわってばかりで時折、
「チッ!」
と舌打ちをするような人なのだからもったいない…
だが、穂先先輩はなぜか女子には愛想が良く、
見た目も性格も正反対の藤宮さんとは凄く仲良し。
校内でも楽しそうに会話しているのをよく見かけた。
ある日、俺は図書委員の担当の先生に呼び止められ、
今日放課後の図書室の受付をしてくれないかと急を頼まれた。
今日の担当が体調を悪くし早退したのだと。
しぶしぶ承諾し、図書室に向かうと、
なんと藤宮さんがいた。
今日のもう1人は藤宮さんだったのだ。
藤宮さんとペアを組んだ事が無かったので、嬉しかった。
こいつはラッキーだ。
体調不良の同士よ、ありがとう。
藤宮さんに事情を話すと、
早退したヤツの事を心配そうにしている。
なんていい人なんだよ。可愛いじゃないか…
受付に座ると藤宮さんはさっそく、
読書を始めた。
せっかくペアになったのに、
会話する隙が無くなってしまったなと、残念。
しかし強引に話しかけ、
「この人空気が読めないわね…」
と思われるのも嫌だったので、
宿題をやって真面目さアピールをする事にした。
そんなアホな俺に藤宮さんは
「勉強するなんて偉いですね」
と優しく微笑んでくれた。
藤宮さんは読書をしつつ、
時々俺に話しかけてくれた。
こんな幸せを与えてくれた、
早退の同士に心から感謝した。
あと30分で閉館という時になり、
扉を開けて穂先先輩がやってきた。
穂先先輩は、俺に向かって
「今日の担当あんただったっけ?」
と不機嫌そうに言ってきた。
イラっとしたが、
藤宮さんの前なので怒りを抑え、
「今日の担当が早退したので代わりで」
と丁寧に説明すると
「ふ~ん・・・」
とそっけ無い返事。
「終わるまで待ってるから、一緒に帰ろっ♪」
藤宮さんに話しかける穂先先輩の表情は
今さっき俺に見せた不機嫌そうな表情とは大違いで、
なんだか、とても可愛らしい表情だった。
悔しいが、思わず見とれてしまう程に…
穂先先輩は、席に座ると鞄から取り出したファッション誌を読み始めた。
穂先先輩が来てからしばらくして、藤宮さんが
「今日はもう誰も来ないと思うから、先に帰っていいですよ」
と言ってきた。
藤宮さんの意外な発言に思わず時間を取られた。
確かに図書室は俺と藤宮さん、そして穂先先輩だけだった。
しかし、途中で帰ったのが先生にバレたら怒られるし、
そんな提案を藤宮さんがしてくるなんて…
何よりまだ藤宮さん一緒の時間をすごせると思っていたのに。
最後まで残ると食い下がる俺に、藤宮さんは何度も
「遠慮しなくていいですよ。先生にもちゃんと説明しておきますから」
と、かたくなに1人で居残って受付をすると。
流石に俺もここまで言われると
「仲の良い穂先先輩と一緒にいる方が楽しいから早く帰って」
という空気を何となく感じとれた。
チラッと穂先先輩を見ると、
冷たい目つきで俺を睨んでいた。
俺は何とか平静を装って
「じゃあお言葉に甘えて先に帰るよ」
と言逃げるように図書室をを後にした。
去り際に、チラリと穂先先輩を見ると、
まるで俺を馬鹿にするかのような表情…
図書室から出ると、イライラしていた。
穂先先輩はともかく、藤宮さんにも馬鹿にされているような気がしてきたのだ。
この時は、どちらかといえば藤宮さんへの苛立ちの方が大きかったと思う。
靴を履き替えた時、図書室に携帯を忘れてしまった事に気が付いた。
電池が減っていたので充電していたのを忘れていた。
慌てて出されたせいだ。
俺はイラつきながら図書室に戻ったら、
ガラス越しに見える図書室の受付に、誰もいない…
まだ閉館時間になっていなかったので、いるはずなんだが、
2人でサボっているのか?どこにいるのだ?
扉を開けようとすると、鍵が掛かって入れない。
まだ終わっていないのに、なんで鍵がかかってるんだ?
学校に携帯を置きっぱなしにするのも嫌なので、
2人を探しつつ、図書室へ入れるところがないか探してみた。
しかし、2人もいないし、窓も全て鍵がかかっていて入れそうにも無い。
学校にはどういう目的なのか解らないが、
廊下側の壁に、床から大体60センチほどの高さに
引き違いの小扉が設置してある。
クーラーの無かった時代、
夏の暑い日に空けて空気でも入れ替えていたのだろうか?
小扉から中に入れないか?と思った。
鍵はかけれるが、小窓なのでと…賭けるしかなかった。
すると一箇所、幸運にも小扉は開いた。
屈んで入れば、中に入るには十分な大きさがあるので、
そこを潜って図書室へ入った。
受付カウンターの後ろにある扉の奥、
物置に使っていすスペースで、ゴソゴソっと音がしていた。
微かに声も聞こえる。
サボりと思ったのは俺の早合点で、
2人は部屋の整理でもしているのかと思った。
でもわざわざ鍵を掛ける必要があるのか?と疑問にも思った。
物置への扉はガラスが付いて中が見えるが、
『図書館だより』のポスターを貼っているせいで中が見えない。
中が見えない事をいい事に、
穂先先輩がタバコでも吸ってるのか?
ん?微かに聞こえる声に違和感を覚えた。
吐息のような声…
それも艶かしい感じが…
俺はかがんで物置に近づいた。
声が大きく聞こえる。
それは間違いなく、「喘ぎ声」。
しかも2人ともだ。
俺はガラスに貼り付けたポスターを少しはがし、隙間から部屋を覗いてみた。
穂先先輩と藤宮さんがキスをしていた。
濃厚なキスだった…
穂先先輩は妖しい笑みを浮かべて、
藤宮さんはうっとりとした表情でキスに没頭している。
ヤバい!大変なモノを見てしまった!
ラッキーと思う前に、何故か罪悪感が表に出てきていた。
俺がアワアワしていると、
穂先先輩が藤宮さんのブレザーのボタンを外し始めた。
藤宮さんのブレザーを脱がし、
穂先先輩がシャツのボタンに手をかけている。
シャツを脱がせると、ピンクのブラが見えた。
あの清楚で真面目な藤宮さんが
あんなエロい下着をつけているなんて…
「先輩・・・っ!・・・ああん・・・」
ブラの上から穂先先輩が優しく胸を揉み始めると
藤宮さんから悩ましい声が。
到底我慢出来なくなった俺は、
勃起したペニスを握りしめ、オナニーを始めていた。